本年の冬季休業は以下の日程となっておりますので、
お知らせいたします。
------------------------------------------------------------
■休業期間
2016年12月26日(月)~2017年1月5日(木)
------------------------------------------------------------
プロのカメラマン
皆さんはどんなイメージをしますか?
・写真の技術が上手
・芸術的な写真を撮る
・すごい高価なカメラを使っている
・お金が発生する
・人柄がユニークである
などなど、人によってイメージが違うと思います。
また、スマートフォンやカメラの撮影機能が高性能である今、撮影された写真によっては、クオリティに差がなくなり、プロとアマチュアのボーダーがだんだんと曖昧になっているのも現実です。
けれど、プロのカメラマンとアマチュアのカメラマンとの大きな違いは確実にあります。
それは、お金が発生するかどうか。
プロのカメラマンは、クライアントが依頼するもの(要望)に沿ったものを撮影し売るのです。
つまり、お金が発生する「仕事」です。
「仕事」でなければ、写真のクオリティ関係無くアマチュアだと言えます。
私が考えるプロのカメラマンとは、撮影クオリティが高いのはもちろん、それに加え現場の空気作りと提案があることです。
先日、仕事の相方であるKafka Photografさんが、芦屋にあるアートギャラリーcolleにて撮影会を開催しました。
家族を対象に、年賀状や記念写真を撮影するイベントです。
この日は、芦屋周辺以外の遠方からもご家族が来られていました。
colleのオーナーでもあり、Beaux coeursフラワーアレンジメントの辰巳祐子さんとの豪華コラボ。
私も夫と息子との家族撮影をお願いしました。
「えっ、このお値段でいいの?」と申し訳なくなるくらい、それはそれはお洒落な空間が。
ギャラリーの中に森のような緑の巨大アーケード!!
プロのカメラマンとプロのフラワーアレンジメントが作り上げた贅沢な空間。
ここで家族写真を撮影。
撮影されたことで分かったことですが・・・
相方のカフカフォトさん
撮影現場の空気作りがとっても上手なのです。
いや、分かっていたのですが、体感したという感じでしょうか。
最初は緊張していた息子が、どんどんテンションが上がっていくのが分かります。
カフカフォトさんと一緒にポージング決めたり、ノリノリ!!
子供って分かりやすい。
けど、これってとっても大事。
仕事の場合、スタッフさんの写真撮影など「人」を撮ることがあります。
撮影される人は緊張したり、「いかに自分をベストに見せるか」ということが気になって、ぎこちなくなることがあります。
それをナチュラルにベストな空気感に持っていくのが難しい。
それこそ、カメラマンさんの腕に掛かっているのですね。
相方のカフカフォトさんは、それは見事でした。
次々と提案される撮影ポーズや小物たちもとっても良かった。
他のお客様の場合。
反抗期真っただ中のお兄ちゃん2人がいるご家族。
普段はカメラを向けるとすぐさまそっぽを向く始末。
けれど、どうしても高校生活最後のお兄ちゃんと、中学校入学したばかりのお兄ちゃんの制服姿を撮りたいお母様。
絶対、撮らせてくれないだろうな・・・と、半あきらめ掛けていたお母様でしたが・・・
お兄ちゃんたち、とっても素直に写真を撮らせてくれたそうです。
それこそ、お兄ちゃんたち自らポージングを決めるなどノリノリ。
これにはご両親はとても驚いたそうで、そしてとても楽しい撮影ができたそうです。
上手い空気作りに、お客様の高い満足度。
写真のクオリティはもちろんのこと、これはプロのカメラマンを選ぶ際、とっても重要です。
そして、私自身も被写体として体験したことから、相方であるカフカフォトさんの実力を自信もってお客様にお勧めすることができます。
ホームページには、お客様の事業コンセプトに沿った写真はとても重要。
クオリティの高いコンテンツを作るためにも、プロによる写真撮影をお勧めしています。
撮影だけでも構いません。
写真関係で何か少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
腕の良い相方であるKafka Photografさんをご紹介いたします。
先日、Googleがモバイル版とPC版のインデックスを分離して、モバイル版を優先するという話がネット上に流れました。
【参考URL】
http://www.web-planners.net/blog/archives/000210.html
Googleが検索エンジンのボスということは常識になっている今、
Googleの発言=検索エンジン(SEO)のルールに新たに変革が起こるという訳ですから、Web業界に関わる人からしたら一大事です。
その内容とは・・・
これまではPC向けページの評価の基準で、モバイル向けページの評価は二次的なものでした。
それが逆転します。
モバイル向けのページが第一になり、PC向けのページが第二になります。
その理由は、モバイルからの検索の方が多いからです。
色々調べてみたところ、下記のケースが影響を受けるみたいです。
・RWE(レスポンシブウェッブデザイン)は影響ないはず?
・PC向けのページしかないサイト
・モバイル向けページの場合、PC向けページに比べ、コンテンツを省略しているサイト(モバイル向けにページの構造を単純化していること)
・モバイル向けとPC向けとで別々のURLを使っているサイト
今までの常識が全く覆された訳ではありませんが、今は様子見の会社が多いみたいですね。
そして、ここから朗報。
古くからあるPC版しかない競合サイトに検索順位で負けているお客様にとっては大きなチャンス!!
弊社では、WordPressで完全レスポンシブデザインという方法もありますので、一度ご相談ください。
SSL化も一緒に考慮して、成果を出すために、一緒に良サイトを作りましょう。
金子国義+向井理依子展へ
時空を超えた巨匠画家とフランス額装のコラボ。
10月9日(日)〜16日(日)までアートギャラリーColléにて開催された個展、
金子国義+向井理依子展に行ってきました。
金子国義氏とは、日本画家であり、不思議の国のアリスの挿絵等で有名な人。
2015年3月17日未明に死去された。
金子氏の作品は、美をとことん追求し、「耽美的」であり「官能的」な世界。
私自身、大学時代にデカダンスな雰囲気の芸術にはまった記憶が懐かしい。
金子氏の作品を額装したのは、額装家の向井理依子さん。
「フランス額装...ENCADREMENT(アンカードルモン)」という言葉をご存知ですか?
絵やポストカード、版画、オブジェなどをより引き立たせるために、作品の周りのマットや額とコーディネートすることなのだとか。
フランスでは、伝統的に多くの人に親しまれていて、額装そのものが、アートとして認められています。
額装家の国家資格さえあるほどです。
普通では理解し難い世界観に『フランス額装』というまた違った世界観から真っ向向き合った理依子さんの作品たちは、どれも凄かった。
1Fは、アリスの挿絵やATSUKI ONISHIのポスターなど展示されお洒落な雰囲気。
実は地下にこそ、この個展の最大の魅力が詰まっていました。
一気に空気が変わる。
金子氏+理依子さんワールドにどっぷり浸かることとなります。
撮影OKだったので、百聞は一見に如かず、まずは一部作品たちをご覧いただきましょう。
(スマホだったので、光が映り込んだのが残念)
入り口から順に作品を観て行くと、最初は可愛らしいものだったのに、どんどんとアンダーグランドな表情に変わって行く。
理依子さんに一つ一つの作品について説明をもらった。
金子氏の芸術に真っ向向き合ったからこそ完成された額装たち。
その一つ一つが手作業で、二度と同じものは作れないオリジナルばかり。
なんて貴重なんだろう。
素晴らしいく美しい。
やはり、どの作品も既に買い手が付いていた。
ポスターや書籍が販売されていた。
世界に27部(?)しか発売されていない冊子。
可愛い挿絵とは裏腹に、どのストーリーもシュールなものばかり。
もうちょっと手の届きやすいお値段だったらぜひ欲しい一冊。
開催場所が地下という時間が分からない場所のせいか、気付けば3時間は軽く過ぎてた。
一通り作品を堪能した後、理依子さんと個展に訪れた人たちと「どうして日本人はパリに魅かれるのか?」「センスは経験の蓄積」など、プチ芸術討論会。
芸術の秋を堪能。
いただいたお菓子は、『パン・デビス』というフランス菓子。
見た目とは違い、香辛料が効いたちょっと変わったお菓子。
人によって好き嫌いはあると思いますが、美味しかった〜。
日本では中々口にすることができない貴重なフランス菓子だとか。
今回の個展の印象は、妥協の無い「美」への追究。
仕事や何げない日常の過ごし方など、良い刺激をもらいました。
購入したアリスのポスター2枚。
さて、家のどこに飾ろうか。
考え迷うのも、また楽しみの一つです。