フォントのホント 其の一
フォントのホント 其の二
そして、続きは4人の方によるLT。
その中でも、windowsユーザー目線のWEBフォント事情や、
無料お勧めWEBフォントなど有益な情報盛りだくさん。
直感的に操作できるオープンソースCMS「concrete5」
ちょっと本格的に学び、実際取り入れてみたいな。
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そして、最後は・・・
NO.3 読みやすさ、伝わりやすさのためのテキストの扱いアレコレ
鷹野 雅弘さん(スイッチ)
鷹野さんは元々グラフィックデザイナーからスタートされたようで、その内容はよりDTPに近いものでした。
基本の3つのルールは「文字原稿」「フォント」「組版」。
グラフィックデザイナーでもある私は、「現場あるある」的な話がとても印象深く、「鷹野さんみたいなすごい人でもそうなんだ〜」と共通項を見つけては思わず嬉しくなりました。
しかし、この方こそ「The king of fonts」ではないでしょうか?
保存しているフォント容量だけでギガを超えているという超驚きの事実。
「社員さんに気に入ったフォントがあれば好きなだけ購入しても良いよ」という太っ腹。
スイッチの社員さん、幸せすぎるでしょう。笑
そんな鷹野さんだからこそ、フォントやデザインに関するお話はとても重みがありました。
鷹野さんお勧めの本はこちら↓
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なるほどデザイン
筒井 美希著
【目で見て楽しむ新しいデザインの本!】
「デザイン=楽しい」を実感できる新しいデザイン書籍。デザインする上で必要な基礎、概念、ルール、プロセスを、図解やイラスト、写真などのビジュアルで解説しています。現場で活躍しているデザイナーが身近にあるわかりやすいものに例えたり、図解、イラスト、別のものに置き換えて見方を変えてみたり...豊富なビジュアルとともにわかりやすくひも解きました。楽しみながらデザインのあれこれがわかり、「なるほど!」と思える内容が盛りだくさんです!(アマゾン解説より引用)
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後、イラレCCの裏技情報は即席お役立ち情報でありがたかったです。
結論:
■世界観に合う適切なフォントを使う。
■時代のムードは大事。数年経っても古臭くならないかどうか。
■認識しやすさ、読みやすさとは、誤読を避ける気遣いである。
そして、最も共感したのが・・・
適切なフォントを選択すると、フォントの存在感は消える。
其の一の冒頭にも書きましたが、
DTP出身の私がWEBデザインを始めるにあたり、すぐ目に付き、イライラしたものはWEBフォントの悪目立ちでした。
サイトの世界観(ビジュアルデザイン)がいくら美しくても、テキストのWEBフォントで全てが台無しでした。
料理一品を作るのに、材料がいくら良くても、お水が良くないのと一緒です。
最近はWEBフォントを選択し、世界観を統一することができるようになりましたが、まだまだ課題は多くあると思います。
弊社には、現サイトの課題を「デザイン」を用いて改善したいと希望するお客様が多いです。
お客様の世界観を的確に伝えるフォントを選んで提案する。
お客様のためにも、WEBフォントの提案は不可欠であり、今回のセミナーはとてもためになるものばかりでした。
第30回リクリセミナー「フォントのホント」で、すっかりフォントの世界にはまってしまったようです。笑
また1年後にでもWEBフォント最新事情について学びたいな。
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〈番外編〉
セミナー後の懇親会にて。
関口 浩之さん(ソフトバンク・テクノロジー株式会社)に、『文字の歴史』についてお勧め書籍を教えてもらいました♡
じっくり拝読してみようと思います。
関口さん、ありがとうございました。
文字の歴史(「知の再発見」双書)
ジョルジュ ジャン (著)